変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)とは、加齢や膝など関節を使いすぎで関節が痛み関節が変形することによって起こる症状である。発症する代表的な関節は、膝関節(変形性膝関節症)、股関節、足関節などで、体重負荷のかかる関節に多く発生する。肩関節、肘関節、手関節、手指関節、脊椎椎間関節にも発症し、痛みが生じる。老化などが原因で発症するものを1次性関節症、外傷や病気などが原因で発症するものを2次性関節症とも言う。
鑑別診断が必要な疾患として、関節リウマチがある。初見の違いとしては関節リウマチではPIP関節(第2関節:指先に2番目に近い関節)が高頻度で侵され、DIP関節(第1関節:指先に一番近い関節)が侵されることは稀であるが、変形性関節症はDIP関節が高頻度で侵される。また関節リウマチは全身炎症であるが、変形性関節症は局所の炎症の炎症である。
参考元:https://ja.wikipedia.org/wiki/変形性関節症